【書評】困る・難しい高学年女子への指導法を具体例を交えて学ぶ【高学年向きの室内遊びも紹介】

学童の先生向け
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困っている
困っている
高学年女子に困ったときの指導法60はどんな本?
どんな人が読むべき?

 

今回はこんな悩みを解消します

 

『高学年女子は難しい。。』

こう思われる方は、多いと思います

 

特に男性の先生は難しく考える方が多く、
私自身も学童保育という立場で対応に困ることが多々あります

 

 

『仲良くしていたのに、距離を感じる』と相談を受けたり
『何をするのにも集団で動くなあ』と感じたり

 

どう対応しようかなと考えていたときに
出会ったのがこの1冊です

 

 

 

高学年女子としていっしょくたんにするのではなく
性格もそれぞれ違います

 

 

そのような子たちに対して
どのような対応をすればいいのかがわかる本になっています

 

脳の違いから始まり、男女の考え方には違いがあります

 

 

その違いをもとに具体時にどのような対応をすればいいのか

 

この本を読めば自分の指導法に必ず役立ちます

 

 

今回は『高学年女子 困った時の指導法 60』について
書評、要約をお届けします

 

 

 

 

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本の基本情報

 

本書の情報はコチラ

 

書名:高学年女子困ったときの指導法60
著名:宇野 弘恵
出版年:2018年
出版社:明治図書
定価:1860円+税
 
 

本の流れ

 

この本の流れは以下のようになります

『高学年女子の性質と背景』
『高学年女子と信頼関係を結ぶ』
『高学年女子をタイプ別に理解する』
『高学年女子の問題行動に対応する』
『高学年女子の悩みに向き合う』
『高学年女子の保護者とつながる』

 

全体を通してポイントとなるキーワードがこちら

【集団行動】 【嫌われない】  【話を聞く】

 

 

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『困った時 高学年女子の指導法 60』の要約・まとめ

 

要約① 高学年女子はどんな特徴があるのか

大きな特徴として

集団で行動することを好むということです

男子は1人で行動する子が多いことに対して

女子は集団で行動することが好きなようです

 

理由はいくつかありますが

周りからの評価を気にするという事が大きな理由です

 

友達から、先生からどう見られているのかを気にしています

 

一緒にいる事が友情の証であると考え

何をするにしても友達と相談して決めるなど
自分の意見よりも友達の意見を優先します

 

 

 

そして、とにかくおしゃべりが好きです

昨日あったことや楽しかったことなどを共有して
友達の中で楽しく過ごしています

 

 

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もちろん、マイナスな話もあり
妬みや嫉みなども話すことも好きです

しかし、本人には直接伝えるわけではなく
仲間内で共有し合います

それが最悪仲間外れにつながってしまう事があります

 

 

このような特徴があるので
女子の特性、個性を知らない指導者は対応に困ってしまうのです

 

 

 

要約② 高学年女子のタイプとは

高学年女子には4つのタイプがあると
本書には書かれています

それが
いるか女子・ひつじ女子・おおかみ女子・くじゃく女子の4タイプです

詳しくは本書を読んでいただきたいのですが

女子に限らず
子どもがどんな特徴、個性を持っているのかを分析し
対応するという事は指導者、教育者として必要な要素になります

本書を例に分析してみてはいかがでしょうか

 

 

 

【書評】こんなことが分かります

① 問題行動への対応が分かる

高学年女子の問題行動は多岐にわたります

 

本書では「告げ口をする」、「手紙を回す」など
12パターンの問題行動を例に
気をつけるポイント、リスクマネジメントについて紹介されています

 

 

例にすると。。

 

問題
「手紙を回す」
悪口や恋バナなど人には見られたくないことが書かれている事が多い
手紙にするくらいなので秘密が書かれているわけですね

 

 

リスク
「落とした時に。。」
悪口が書いてあれば拾われた時に広まり
誰かが傷つき、人間関係が崩れる

 

 

対応
「事前にくぎを刺す」
全体に向けて「手紙を回すことはやめよう、見たくない人もいるからね
先生が拾ったらみんなの前で読みますよ」と伝える
大事な事、言いたいことがあれば直接伝えようというメッセージを伝える

 

 

② 保護者との関係づくりが分かる

 

子どもとのトラブルで保護者対応が大事になってくると思いますが

1番大事なことは普段からの保護者との信頼関係です

子どものトラブルは必ずおきます

普段から信頼関係をを保ち、子どもと同じように
特徴、個性を分析することが大事です

 

そして、トラブルが起きた場合
・事実を要所を抑えて伝える
・保護者の話を徹底的に聞く

このことをイメージすることが重要になります

 

 

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『困った時 高学年女子の指導法 60』を読むべき人

書評・要約をお届けしました

 

次に本書を読むべき人を紹介します

 

・高学年女子の問題行動に困っている
・高学年のクラス経営をスムーズにしたい
・高学年女子との関係性に悩んでいる
 
以上の特徴に当てはまる人は
本書を読むべき人です

特に、高学年と関わる経験が浅い方は
事前に本書で情報を得てうまく立ち回り、よい指導に繋げてください

 

『困った時 高学年女子の指導法 60』を読むべき理由

 

最後に、『困った時 高学年女子の指導法 60』を読むべき理由を紹介します

 

理由① 高学年女子の特徴を捉えることができる
理由② 対応を具体例を交えて知ることができる
 
 
詳しく見ると。。
 
 

理由① 高学年女子の特徴を捉えることができる

男子とは違う特徴がある女子ですが
性別の違いがあるからこそしっかり理解しておくべきですね

本書をもとに自分たちが関わっている子どもたちを分析し
ご自身の対応、指導に繋げることができます

現在進行形で悩むのではなく、情報を得て相手を知る事
本書ではそれが可能です

 

 

理由② 対応を具体例を交えて知ることができる

本書では問題行動や悩みを具体的に紹介しており
それにどのような対応が良いかを解説しています

特徴を捉えるだけではうまい指導にはつながりません

具体例をもとに
自分の指導案にに繋げることが大切です

 

 

まとめ

 

『困った時 高学年女子の指導法 60』について
書評、要約を紹介しました

 

ぜひ、
高学年女子の特徴、対応の具体例を理解し
ご自身の対応、指導に繋げてください

 

楽天市場で購入できます

 

 

 

指導に役立つ遊びも紹介

 

 

 

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