【学童保育】異学年交流のねらいとメリットは?それぞれの立場から考える

学童の先生向け
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☑書いている人
ふーさん
・学童歴7年目の学童の先生
・毎日たくさんの子どもと関わっています

 

これまでたくさんの子どもと関わってきました

 

そんな経験から、
今回は【異学年交流のねらい】
について考えていきたいと思います

 

学校では基本的に同学年で過ごすことが多いです

 

多くの学校では意図的に
異学年交流をしていると思います

 

6年生が1年生に
学校の紹介や掃除を教える機会、
総合や学活の時間に上級生が遊びを企画運営するなど

 

異学年交流の機会はたくさんあり
重要視されています

では、異学年交流ではどのようなねらいがあるのか
年上、年下それぞれの立場から考えてみましょう

 

 

 

 

 

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年上、年下の関係

 

 

自分の家族の中に兄弟や姉妹がいる家庭は別ですが、
多くの子は年下と自分から積極的に絡み
ひとつの目標に向けて協力して行動する
という経験を知りません。

 

 

例として

異年齢のグループである物を作るとします
グループには自分と同い年の子がいれば
年下の子もいます。ある物を作るためには協力しないといけません。
工作をする親子のイラスト(父親)
 

 

そのような時にグループで話し合い
年下の子と一緒に作るのですが、

 

年下の子は、自分よりもできない事がたくさんあります

 

 

はさみがうまく使えなかったり、道具を雑に扱ったり
という場面が出てきます。

 

 

その時に年下の子に対して
うまく指示を出したり、手伝ってあげたりと
普段しないような行動を取ることになります。

兄と弟のイラスト

このような行動は、
人に寄り添い人のために行動するということです。

 

 

協力するという事は相手のことを考えることがスタートです。

 

 

その能力が異学年交流では育ちます。

 

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~年下からの立場~

年下からみて年上は若干怖い存在ですが、
グループ活動になると自分ができない事を

 

簡単にできるので、年上は頼れる存在であることがわかります。
姉と弟のイラスト

 

そんな年上の姿をみて年下の子は
こんな風にできるようになりたいと自然と思うようになります

 

 

また、されて嬉しかった事は誰かにしたくなるよう
年上の人に優しくされたら

 

 

次回、
自分が年下と出会った時に優しくするようになります。

 

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異学年交流の具体的なメリット

 

異学年交流には以下のようなメリットがあります。

 

自己肯定感の向上

 

異学年の子どもたちと交流することで、自分自身を見つめ直す機会ができます。また、年上の子どもたちと接することで自信がつき、自己肯定感が向上する場合があります。

 

 

社会性の向上

 

異学年の子どもたちと交流することで、違う年代の子どもたちと接する力が身につきます。また、コミュニケーション能力や協調性が向上する可能性があります。

 

 

学習意欲の向上

 

異学年の子どもたちと一緒に学習することで、自分自身の学習に対する意欲が向上する場合があります。また、年上の子どもたちの学習姿勢や勉強の仕方を見ることで、自分自身の学習方法を見直すきっかけにもなるかもしれません。

 

 

友達作りの機会の増加

 

異学年の子どもたちと交流することで、新しい友達を作ることができます。異学年であることから、普段交流する機会が少ない子どもたちとも仲良くなることができます。

 

 

以上のように、異学年交流には様々なメリットがあります。異学年交流を通じて、子どもたちは自分自身の成長に繋がる素晴らしい経験を積むことができるでしょう。

 

 

まとめ

 

このように、
年上、年下と分けて考えてみましたが、
たくさんメリットがありました。

 

こんなにメリットあるんだったら
子どもにやらせてみよう!!となった方
注意があります

 

無理矢理はダメですよ!!

丸い「NG」のマーク

 

交流できるような状況を作り、
本当に子どもが困っている時だけ
手助けをすることです。
 

あくまでも自発的に行動できるようにしましょう

ぜひ、参考にしてみてください!

 

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