なぜ学童を「つまらない」と言うのか?支援員はどんな対応する?

子どもへの対応
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

 

☑放課後は子どもにとってどんな時間?

放課後の過ごし方で子どもの充実度、学習能力は大きく変化します
どんな過ごし方が子どもにとっていいのか、、
「自分でできる子」に育つ 放課後時間の過ごし方 ほめる・叱る・見守る 親も育つ [ 遠藤 奈央子 ]

 

 

スポンサーリンク
 
 
学童にいると
「学童つまらい!」
「学童行きたくない‼」
という声を聞きます
学校を嫌がる子供のイラスト(男の子)
 
先生の中には
「子どものためにどれだけ準備していると思っているの!」
と思う方もいらっしゃると思います
 
駄々をこねる子供に困る母親のイラスト
 
 
たしかに。。

 

 

 

子供がくるまでに
おやつの準備、掃除、ミーティングなど
時間をかけて準備しているのに
そんな事を言われたら、気分が悪いなあ。。
 
 
 
学童は子どもの居場所です

 

 

そのような考え方ではなく
子どもに寄り添った考え方をしてみましょう

 

 

 

今回は、子どもに寄り添った考え方をもとに
どのように対応する方がいいのかを提案します

 

 

早速、みていきましょう
 
 
 
 
☑本記事の内容
〇子どもに寄り添った学童
〇不満を漏らす3つの対応法
 
 
☑書いている人
ふーさん
〇放課後児童支援員
〇学童歴8年目
〇遊びや異学年交流を軸に子どものための学童を作ることが目標

 
 
スポンサーリンク

学童がつまらない原因

 
学童のつまらなさの原因はさまざまですが、一般的には以下のようなものが考えられます。
 

設備や環境が不十分である

 
学童には、適切なスペースや遊具、学習教材などが必要です。これらが不十分だと、子どもたちは退屈を感じることがあります。

 

 

充実したプログラムが提供されていない

 
学童が提供するプログラムには、スポーツ、アート、文化活動などが含まれます。これらが充実していない場合、子どもたちはつまらなく感じることがあります。
 
[ad]
 

スタッフの質が低い

 
学童のスタッフには、子どもたちを監督するだけでなく、楽しい時間を過ごすためのアクティビティを提供することが求められます。スタッフが熱心でない場合、子どもたちはつまらなさを感じることがあります。
 

 

 

子どもたちの興味関心に合わない

 
子どもたちは個性があり、興味関心も異なります。学童が提供するプログラムが、子どもたちの興味関心に合わない場合、子どもたちはつまらなく感じることがあります。

 

 

 

積極的な参加が奨励されていない

 
学童での参加は自由意志であり、強制されるものではありません。ただし、積極的な参加を奨励することで、子どもたちはより楽しい時間を過ごすことができます。
 
 
これらの原因を改善することで、学童のつまらなさを解消することができます。

 

 

 
[ad]
 

子どもに寄り添った考え方

支援員の仕事は学童に通う子どもを健全に育成することです

学童保育のイラスト

そのため、子どもに寄り添った考え方で
学童を運営しなければなりません

 

 

学童は子どもの居場所と先ほど言いましたが、

厚労省が出している放課後児童クラブ運営指針には
こう記載されています

 

3.放課後児童クラブにおける育成支援の基本
(1)放課後児童クラブにおける育成支援
放課後児童クラブにおける育成支援は、子どもが安心して過ごせる生活の場としてふさわしい環境を整え、安全面に配慮しながら子どもが自ら危険を回避できるようにしていくとともに、子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるように、自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等により、子どもの健全な育成を図ることを目的とする。
(引用:【別紙】放課後児童クラブ運営指針 (mhlw.go.jp)

 

ポイントは【安心して過ごせる生活の場】です

 

不満を漏らす子どもにとって
安心して過ごせる場所になっているでしょうか

・楽しくない
・自分の意見が尊重されない
 
 
不満を漏らす子どもはこのような事を
自然に感じているかもしれません
 
※学年によっては学童が窮屈に思っている場合があります
 
 
 
このように思ってしまう
原因を支援員同士で考え、改善する必要があります
マスクを付けた会議のイラスト(人々)
 
 
 
学童は家庭の事情により通うため
習い事とは違う形になります
 
 
そのことを子どもが理解していることかどうかも重要で、
家庭でどのように学童について話をしているかも支援員としては気になるところ

 

 

以上のようなことも踏まえて
 
不満を漏らす子どもに対して
どのように改善すればいいか3つのポイントに
焦点を当ててみていきましょう

 

スポンサーリンク

 

不満を漏らす子どもへの対応法

夢中になる遊びを作る

子どもが楽しいと思える瞬間は
遊んでいる時です

チャンバラ遊びのイラスト

 

学童にはどんな遊びがあるでしょうか

 

 

偏った種類の遊びではなく様々な遊びが必要になります
ですが、スペースの都合など
全員の子が楽しめる遊びができない場合もあると思います

 

 

その場合は支援員の登場

面白い遊びや新しい遊びを提案して
みんなが楽しめるように支援しましょう

 

 

 

不満を漏らす子どもはどのように遊んでいますか

 

(周りの子と楽しそうに遊んでいる子は
不満が試し行動になっているかもしれません)

 

 

遊びたくない、楽しくないという子に対しては
無理やり遊ばせるのではなく

 

 

その子と話をして、
・家でどんな遊びをしているか
・学校で何が流行っているか
を聞きながら遊びに誘ってみましょう

 

好調な芸術家のイラスト(男性)

 

 

 

のってきたら支援員も一緒に遊びましょう

 

 

遊びの楽しさを伝えることが重要です

 

 

 

特別感を作る

何も特別扱いするわけではありません

家ではできない特別なことをするということです
・工作をする
・虫当番など役割をあたえる
など

工作をする親子のイラスト(父親)

 

普段家ではできないような事を用意して

 

学童にくる意味、楽しいと思えることを増やしましょう

 

 

 

メリットがあると行動しやすくなるので
学童に行きたいと思うきっかけになるかもしれません

 

 

 

保護者との連携

家庭では学童の事をどのように話をしているか気になるところです

保護者にも不満を漏らしている事情を伝えましょう

場合によりますが、保護者、支援員、子どもで話をしましょう

三者面談のイラスト(男子小学生)

 

 

今後の学童での過ごし方、利用の仕方など
保護者の事情も考えながら対応しましょう

 

まとめ

いかがでしたか

不満を漏らす子どもはたくさんいると思います

 

その不満は
その瞬間におもったことか
ずっと思っていたことか

 

見極めて対応していきましょう

 

子どものことを考えると
無理やり通わせるのはどうかなと思いますが

 

 

学童は保護者の子育て支援の立場もあります
保護者の事を考えると学童に通わせたいですね

 

学童には様々な子が通うため
ある程度制限があります

 

 

その制限も子どもの意見を尊重したルールだと
印象も変わってきます

 

 

支援員同士で連携して
楽しい学童を作っていきましょう

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました